GOODIES BUT OLDIES

ロックンロールで好きな曲「バーサルー」

ロックンロールで好きな曲「バーサルー」

【ナイトビートレコードに在庫があるかもしれないので、一応ジョニー・フェアのレコードを検索してみる】

ジョニー・フェアの元祖「Bertha Lou」

ドニー・ブルックス

60年代前半にはERAレーベルから多数のヒット曲を放つ事でも知られる様になるロックンロール、ポップ・シンガー=ドニー・ブルックスは、初期にジョニー・フェアを名乗っており、1957年にUS SURFレーベルに「Bertha Lou」を残している。

Donnie Brooks

アーティスト【ジョニー・フェア aka ドニー・ブルックス】

Donnie Brooks (Born John Dee Abohosh, February 6, 1936 Dallas, Texas, United States – February 23, 2007) ロックンロール、ポップ・シンガー。初期はジョニー・ジョーダン、ディック・ブッシュ、ジョニー・フェア名義で活動しており、1959年にSURFレーベルに録音した「Bertha Lou」は、クリント・ミラーによってカバーされヒットした。1959年にはドニー・ブルックスと芸名を変え、ERAレーベルに吹き込んだ「White Orchid」、「Mission Bell」、「Doll House」が大ヒットを記録している。ロカビリーの殿堂入りも果たしています。

ドニーの友人でもあった、ジョニー&ドーシー・バーネットが作詞作曲をした作品で(クレジットにある“ジョン・マラスカルコ”は、バーネット兄弟が彼に権利を売却した為、以降に名義が差し替えられた。息子ロッキー・バーネットの証言によると、売却価格は$50-だったそうだ。)、バーネット兄弟が演奏するロカビリーサウンドをバックに、ヴォルテージの高いヴォーカルでワイルドに歌う50’sロカビリーの名作だ。

Johnny & Dorsey Burnette

しかし「Bertha Lou」はこのシングルがリリースされた時点ではマイナー作品だったが、同年にABC PARAMOUNTレーベルで、クリント・ミラーによってカバーされ、そちらは全国ヒット(全米ポップチャート79位)を記録しており、その時点で有名になったが、実はこのジョニー・フェアのバージョンが元祖だった。

 

クリント・ミラーの「Bertha Lou」

【ナイトビートレコードには入荷率の高いタイトルなので、念の為検索してみる】

クリント・ミラー

アーティスト【クリント・ミラー】
ロックンロール・シンガー。1939年ノース・キャロライナ州ファーグソン生まれ。本名 Isaac Clinton Miller 。エディー・アーノルドや、カール・スミスに影響をうけ、ワシントンD.C.のカントリー・テレビ番組(WTOP, WMAL)からキャリアをスタートさせる。1957年にABC PARAMOUNTレーベルと契約し、ジョニー&ドーシー・バーネット兄弟が作曲したロカビリーの名作「Bertha Lou」を一発ヒットさせています。

このクリント・ミラーによる「Bertha Lou」は、1957年にUS ABC PARAMOUNTレーベルからリリースされ、全米ポップチャートで最高79位を記録した。チャートの順位ではマイナーヒットと言えるが、当時のポピュラーミュージック界の状況では、Billboardのトップ100に入っただけでも凄い記録だ。

Don Costa

バッキングはポール・アンカや、ロイド・プライス等の演奏でも知られるポピュラー音楽界の名人=ドン・コスタの楽団が演奏しているが、ドン・コスタといえばジャジーなサウンドのイメージだが、ここでは本格的なロックンロール・サウンドを聴く事が出来る。

R&Bグループ、ザ・ヴァリアンツによる「Bertha Lou」を応用したブラック・ロックンロール

 

【ザ・リンガディングス名義のシングルは少し難しいかもしれないが、ザ・デルマーズ名義の同曲MERCURY盤がナイトビートレコードに在庫あるかもしれないので検索してみる】

ザ・ヴァリアンツ

アーティスト【ザ・ヴァリアンツ】
R&B・グループ。ロサンジェルスのジョーダン・ハイスクールに通う友人同士で結成。後にソロ歌手としても有名になるビリー・ストームが在籍。1955年にザ・セイバーズ(The Sabers)名義でCAL-WESTレーベルに初録音後、1956年にはザ・チャベルズ(The Chavelles)名義でVITAレーベルにもシングル一枚を録音。1957年にザ・ヴァリアンツ名義でKEENレーベルに録音したドゥーワップ・バラードの「This Is The Night」がヒットし、1959年までは安定してこのグループ名を使う事になる。しかし1960年以降は多数の変名(The Gents、The Untouchables、The Electras、The Alley Cats(PHILLESレーベルで「Puddin N’ Tain」がヒットした)、The Happy Tones、Africa、Brothers And Sisters of Los Angeles等)を使い、大小様々なレーベルに録音しており、メンバーは非常に流動的だった。

R&Bグループ、ザ・ヴァリアンツは多くの変名を使い活動をした事で知られているが、この「Snacky Poo」ですら、ザ・リンガディングスと、ザ・デルマーズ二つの名義で、INFINITYとMERCURY二種類のレーベルからリリースされているというややこしさだ。

ザ・デルマーズ名義のMERCURY盤は、INFINITY盤より約一年後にリリースされており、こちらが全国ディストリビュート・プレスとなる。

ここで聴けるのは「Bertha Lou」のリズムを応用した、「Do the Snacky Poo!」という新種のR&Bダンス曲で、原作の「Bertha Lou」がバリバリのロックンロールだけあり、それにR&Bヴォーカル・グループの迫力が加わり、かなり馬力のあるブラック・ロッカーでかっこいい。

チャート記録はないが、ピッツバーグでDJマッド・マイクによって紹介され、ご当地ヒットとなった記録が残されている。それゆえに、NORTONレコード編集によるV.Aコンピレーション・アルバム『Mad Mike Monsters Volume 2 – A Tribute To Mad Mike Metrovich』に収録されており、ピッツバーグ・ローカルではMERCURY盤がヒットした事を優先し、このコンピレーション・アルバムのアーティスト上ではザ・デルマーズのクレジットがなされている。

オマケ〜ラリー・ブライトの「Twinkie Lee」

【ラリー・ブライトは全体的に良い感じなのでナイトビートレコードで在庫を検索してみる】

ラリー・ブライト

アーティスト【ラリー・ブライト】
白人ロックンロール・シンガー、ギタリスト、ソングライター。1934年ヴァージニア州ノーフォーク生まれで、本名 Julian Ferebee Bright 。幼少期に家族でテキサス州コーパスクリティスティーに移住し、テキサス・ブルースの影響をうけてギターを演奏し始める。青年期には海軍で南カリフォルニアに移住し、休みの日には地元のクラブでギターを演奏しているところを、プロデューサー、ジョー・サラシーノに発見されてスカウトされる。そして1960年に録音した「Mojo Workout (Dance)」がTIDEレーベルからリリースされてヒットしている。その後RENZDEVOUSレーベルにも録音を残し、1963年にはボブ・キーンの所有したDEL-FI/DONNAレーベルで、サーフ・ホットロッドやティーンロック、ダンス曲等を多数録音した。

ラリー・ブライトの「Twinkie Lee」は、この記事を書くにあたり、色々とリサーチしてる時点で発見した。なのでシングルは持っていないし、詳細もよく分からないが、これも完全に「Bertha Lou」のクローンタイプのロックンロールで良い感じだ。

最後はオマケなんでさらっと。

Thanks for reading!

最後までお読みいただきありがとうございました。

ご意見、ご感想はご自由にどうぞ。

コメントを残す

*